二月になると、カーニバル・ドイツの行事の紹介

laura

2020年03月10日 07:04

皆さん、こんにちは。

カーニバルという行事を知っていますか?
最初に少しその歴史について説明したいと思います。

元々カーニバルは、ゲルマン民族が悪霊を追い払ったり、春が早く来ることを願ったのが始まりです。
何故か毎年11月11日の11時11分に始まり、二月の「Aschermittwoch」という断食を始める前日まで祝う行事になりました。
断食はクリスチャンの習慣で、イースターまで続けますが、今は断食する人は少ないでしょう。
子供から大人までカーニバルを楽しみます。断食する代わりにスイーツ断食や車の利用を控えたりします。
クリスチャンの考えで11の番号は十戒以上なので、カーニバルを始まる日にちが選ばれたらしいです。
今日ではカーニバルは政治や社会に対して文句を言ったり、批判を表したりできる行事となっています。
そのためにヨーロッパの国だけではなく、ブラジルやロシアでも大きいカーニバル舞踏会を行ったり、アレゴリアを走らせたりします。


これはデュッセルドルフのコロナウイルスを怖がらないように伝えているカーニバルの車です。


道路の横にビジターが立て、ショーとコスチュームを楽しみながら、お菓子を取ったりします。


パーティを楽しむことやお菓子を食べることは断食が始まる前の充実だという感じです。
カーニバル時期のお菓子といえば、ドイツでは「Berliner Ballen」というドーナツだと言えるでしょう。
チョコレートやジャムやお酒などの様々なものが売られています。


1、2ユーロまで、パン屋などで買えます。「Rosenmontag」という日に車のショーが行われていて、その日にコスチュームを着るのが一般的ですが、その前日にもコスチューム姿があちらこちらに見られます。


この写真に写っているBerliner Ballenは人気で、一年中売られていますが、カーニバルにならないと他の種類が販売されません。


パン屋やパティシエはこのきっかけにお店に飾りを付けます。




私もRosenmontag に友達とパーティしたり、車を見たりしました。


皆さんもドイツでカーニバルを見る機会があれば、ぜひ最も有名なデュッセルドルフやケルンのカーニバルに参加してください



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