ドイツのお正月とは?

明けましておめでとうございます🥳
New year


皆さんは年越しそばを食べましたか。初日の出は見に行きましたか。
ドイツは日本のお正月ととても違います。お年玉も初詣もないです。
なので、ドイツ人は年末とお正月をどういう風に過ごすかを紹介したいと思います。
New year


ドイツでは12月31日を一般的に友達と過ごします。子どもの頃は両親とも過ごしましたが、夜遅くまで出かけられるようになってからは友達同士でしか過ごしませんでした。
31日の夜に友達を家に招待し、一緒にご飯を食べて、ゲームしたりしていました。ドイツではハウスパーティーと言います。
他の人は公共のパーティーへ行ったり、家でお正月番組を見たりします。
ファミリー


12時が近づくと、カウントダウンをします。
countdown


お祝いとしてはスパークリングワインを飲みます。お酒に弱い人はオレンジジュース等を飲んでも構いません。「Frohes neues Jahr (明けましておめでとう)!」と言いながら、お互いに乾杯します。
Sekt


ドイツの法律では12月31日のみ花火をすることが許可されています。しかし、29日から花火用の道具が手に入るため、花火を早めに始める人が多いです。31日の24時になると、みんな一斉に花火を始めます。私たちもいくつかを付けました。
これは花火道具です。
fireworks


Wunderkerzen


fireworks


friends


どんなに綺麗な花火であっても、短所もあります。家の前で花火を打ち上げる人もいます。
煙が酷いうえに花火が倒れて、誰かにぶつかるではないかという心配がありました。
毎年花火が当たって、怪我する人が何人もいます。今年は動物園の檻に花火が落ちて火事になり、30匹の動物が死んでしまうニュースがありました。
空に火が付いたのではないかと少し不安を感じました。
fire?



新年の花火で怪我をしないためのお守りがあります。
冗談です。実際にはあるのは一年中福を呼び続けるというものです。
クローバー、てんとう虫、豚、カエル、ベニテングタケ、蹄鉄、煙突を掃除する人がお守りとして用いられます。このような物を花に添えて、お守りとしてよく親戚や友達にプレゼントされます。
luckycharm


ドイツで「鉛注ぎ」というゲームをする家庭が多いと思います。鉛を溶かして、冷たい水に入れると新しい形になるものができます。その形から新年に何が起こるかを占います。残念ながら、2018年にはこのゲームが禁止されました。鉛に毒が入っていて、代わりにジンクや蝋が使われるようになりました。
game


家やパーティーで新年を過ごす以外に、様々なアトラクションが提供されています。演劇所やショーを楽しんだり、橋や船から花火を見たりするのがおすすめです。ヨーロッパの名所(パリのエフェルトやドイツのブランデンブルク門)では大きい花火が見られます。
city lights



皆さんも年末にドイツへ来られたら、ぜひ花火と年末のパーティーを味わってみてください。
luckycharm




同じカテゴリー(海外)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。